top of page

Breeding Biology

BLOG

マレー​​アンタエウス飼育ブログ「ブリーディング バイオロジー」

今期の飼育結果

  • Breeding Biology
  • 2020年1月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:2020年1月21日

今期の飼育は♂の8割が羽化済み(12月の段階)で、サイズ的には最大で83mm台、80mmオーバーの羽化率は約47%。過去比は、前期41%、前々期45%程でした。♀は9割が羽化済み(12月の段階)で、最大48.5mm程度。


今期は、まず種親に一番使いたかった♂が生殖行為が何故か全く上手く出来ない♂で、他の♂は1回目から10分間ほど繋がってたりするのに比べて、この♂はペアリングを数日毎で試すこと7ヶ月間を目視で立ち会って、その間♀数匹に対してアタック行動は約100回ありましたが90回ほどが上手く繋がることすら出来ない明らかな失敗でした。見守り続けた甲斐あって、結果的にはペアの♀すべてがセット後すんなり産卵はしてくれました。


昨年末アップの画像個体は、生殖行為が上手く出来なかった♂(CB)の仔81.5mmで、過去の大型個体の中では顎が一番太いと感じる個体です。太短い顎の形状は種親の♂に似ていて、兄弟の数は少ないですが兄弟間での顎の形状特徴もかなり統一性がありました。今期最大の83mm台個体はF11で、こちらの顎の形状と太さは兄弟間で良くも悪くもまだまだ個体差が結構あり、毎期ごとでの形状変化も見受けられるので、私の飼育では♀親が顎の形状固定の邪魔をしているように思います。


今期の羽化結果から、顎の形状特徴が2方向(前期アップのPC用トップページの2個体)に定着しつつあるようには思います。

 
 
 

最新記事

すべて表示
出品の♀個体

羽化した順に出品していますので、現在は羽化から長期間経過している♀を出品していますが(産まない♀や寿命など個体差は当然ありますが)産卵に使用できる♀を出品しています。 その実証ですが、私は現在10月頭から産卵セットを6♀始めており、昨年の3月末や4月頭に羽化した3♀(羽...

 
 
 

コメント


bottom of page